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ここからは
茶師・白尾尚美さんの紹介ページです。

お茶はワインに似ている
香りと風味を楽しむもの。
そして、
毎年変わる気候で育まれる自然の風味。
だから、お茶の香りや風味は毎年、違うのだそう。

さらに、体調によっても感じる香りが変化する。
お茶の淹れ方によっても変化する。

その変化を楽しむのがお茶の醍醐味。

お茶は日常に潤いを与えることができると、毎年、学校をまわり、1万人以上の小中高校生に「お茶の楽しみ方」を伝えている茶師・白尾尚美さん。
お茶を売るために伝えているのではなく、お茶のある生活が楽しいってことを伝えてたくてお茶を販売してるのだそうです。

お茶のスペシャリストだった白尾さんのお父さんは、茶畑を運転するトラックの中で、お茶の歴史がどれほどあって、どれほどお茶が素晴らしいか、お茶への情熱をいつもいつも語ってくれていたそうです。

お茶はそれほどに楽しい。これが白尾さんの原点です。

白尾さんは、日本茶のエリートと言っていい環境で育ちました。お母さんの実家が100年続く茶農家だから、小学生の頃から夏休みになると、まるまる茶農家でお手伝いをして過ごしたそうです。

大学卒業後は、お茶栽培の技術指導をされていたお父さんの薦めで、静岡のお茶研究所である旧農林水産省野菜・茶業試験場にて研修。

茶葉の栽培や剪定、茶もみに加えて、飲み比べから旨味成分の研究と、これぞ、ほんとの〝お茶漬け〟だと言えるような、お茶の研究に明け暮れる日々を過ごすのです。

すると、なんと白尾さん、ある日
お茶が飲めなくなったというのです!

お茶一色で生きてきたのに、お茶が飲めない……
体調が悪いわけではないのに、喉につかえて飲めない……

ここから、白尾さんのさらなる探究が始まるのですが、そんな中でも、飲めるお茶があることもわかったのです。

喉をスッと通るお茶はいずれも、
化学肥料を使ってないお茶だったのです!

茶農家をしてる叔父さんから、化学肥料に原因があることを教えてもらい、

「茶畑の土を食え。食わんと分からん」
との言葉にガツンと刺激を受けて以来、シャベルを持って畑を回るようになったといいます。

微生物が多く、ずっと嗅いでいたいような香りがする土で育てたお茶は、まろやかで甘みがあった。一方、農薬や化学肥料が過剰で香りがしない畑のお茶は苦く感じた。

それで「飲んだ後に余韻に包まれ、すっと体に染み込むお茶」を求めるようになるのです。

「本当のことは土にある」「他にはないお茶を作る」と語る白尾さんは、現在、お父さんが宮崎で作ったオーガニック日本茶専門店『白玄堂』の茶師として、4農園の有機栽培茶を主に扱っています。

白尾さんのこだわりポイントは主に3つ。

①有機茶栽培
農薬と化学肥料を使用しない。

②露地栽培
茶樹にストレスをかけずに育てれば、飲む人もストレスを感じないことに気づき露地栽培にこだわるように。光合成をさせて二酸化炭素と酸素を循環させる。

③浅蒸し茶製法
江戸時代に作られた製法を守り、葉の破砕を極力抑えることで歩留まりを向上させる。また、熱量を抑えて乾燥させることで省エネ生産することで地球の資源を守り温暖化抑制へ繋げる。

なんのためにこの3つを大事にしてるかというと、白尾さんはお茶の「余韻」「風味」
何より大事にしたいからです。
これは、人でいうところの「個性」と「性格」
お茶を通して「畑の風味」を届けたいのだそうです。

白尾さんは言います。

「私達は風味を大切にしています。
草と木を土に戻し、それをベースにミネラルなどの有機質なものを加え有機肥料を手作りしています。
肥料を手作りする事でその土地の風味をお茶の風味と変えて私達にしか表現できない有機茶を作っています。
茶の樹にストレスを与えない様に被せはしません。被せをすれば、緑色が濃くなり旨味も濃くなりますが、茶の樹へのストレスと人工的に旨味や色を濃くする事に抵抗があり、自然の風味が出せる露地栽培のみをしております。
これは300年前の製法です。
ストレスのない茶の樹から作られる有機茶は、飲むとスーッと身体に染み込む感覚があります。
喉に詰まったり、後から水が欲しくなるようなお茶ではありません。
うちは小さなお茶屋です。
沢山、売れるお茶は作れませんが、個性と風味を大切にすることがとても得意です。
袋詰めの際にも皆さんに畑の風味をお届けしたいって思いを込めて手詰めしています。」

お茶を淹れたあとの急須の茶葉の香りは、まさに淹れたお茶の香り。ここでお茶の良し悪しがすぐにわかります。白尾さんのお茶は、土づくりからこだわるオーガニックなので、そのまま茶葉も食べられます。食べ方としては、3煎目までお茶を淹れた後の茶殻をお皿に出して、余計なものが入っていないポン酢を用意していただき、まずはそれをほんの少しかけて、軽く混ぜ合わせて口にお運びください。きっと最高の食事になります。

ある日、電話を取ると、お客さんから「やっと見つけたの」と言われたそうです。白尾さんのお茶の味が忘れられないとのこと。

実際、白玄堂のお茶を飲むと
口の中の風味がずーっと消えない」とか
喉がざらざらしない、すっと喉を通り抜ける」「喉が乾かない!」などのコメントを沢山いただくとか。

お茶にはリラックス効果もあるので、体がポカポカしたり、眠れないという方にもテキメンの効果が出る方もいます。カフェインで眠れなくなる方は、お湯を60度以上に熱するとカフェインが出るので、ぬるめのお茶でいただくと大丈夫です。

お茶のことになると、語りが止まらない。
お茶講座も大人気の白尾さんの人柄がお茶の風味に現れています。
丁寧に土の力を引き出した新茶を
ゆったり味わい、楽しんで欲しいです。

現在、国内の有機栽培茶は1割にも満たないので、白尾さんの有機栽培のお茶は超希少です。高級スーパーの成城石井での取り扱いも始まり、海外ニーズも高く、数年前から香港やアメリカのレストランなどでも取引が始まっています。しかし、日本ではまだまだ有機栽培のお茶の貴重性が知られていないことも、今回、白尾さんの活動、思いを名言セラピーを通して応援したいと思った次第です。

今、日本人の3分の2の人が急須を持っていないのだそうです。
日常にお茶を楽しむ時間が失われつつあるのです。

水を沸かし、お湯でまず急須を温める火と水(ひ・すい)の世界。
急須からお湯飲みへお湯を移しお湯飲みも温める。
急須の底へお茶の葉を入れて敷き詰め、いよいよお湯飲みお湯を投入する。

お茶を淹れるれるポイントは、ズバリお茶の開き方(お湯と茶葉の交わり方)

茶葉がフワッと広がったら茶を淹れ、香りと風味を楽しみ、植物の生命力と知恵を授かる。

五感でお茶時間を楽しむ
自分を慈しむ「おつかれ茶まタイム」
そのお茶のまを、自分と向き合い、
日常の小さな幸せを味わう時間とする。

そんなふうに日本人が大切にしてきたお茶を楽しむ文化を復活させたいんです。
それが今回の「おつかれ茶まタイム」です。

自分の心と向き合いながら、
スペシャルなオーガニック新茶、
まさに新緑をゆったり味わってください。
あなたの心が和らぎ、安らぎ、
心がグリーンにリフレッシュします。

今日も頑張ったね。
おつかれ茶までした。

白尾さんのお茶(新茶)が届く
31日変身プログラム「おつかれ茶ま」
は下記からご注文いただけます。